(旧)文化流行最前線

はてなダイアリーの終了に伴い、 過去に記していたものを、「はてなブログ」に移行しました。 2003年6月19日から執筆しているので、いまから16年前の日記です。 Twitter名は、埼玉のマッサンです。

事務所編。

池田達郎アナウンサー「鈴木さん、あのー、うちの娘に何か習い事を始めようと思うんだけど、なにかいいアイデアないかな?」
鈴木奈穂子アナウンサー「習い事ですか?ピアノとか英会話とか、バレーとか、バンドとかいろいろあります」
池田「まああのー、そういうね、ものもいいんだけども、もっとこー可能性を追求するっていうか、感受性を豊かにするっていうか、なんかこういいのはないかと思うんだけどね」
鈴木「壮大ですね、この間、野村さんが絵を始めたって言ってましたよね、最近、いまではこんな風にですね」

今週のリポーターの野村優夫(のむら・まさお)アナウンサーが、ベレー帽を被ってなにやらキャンバスに絵を描いている姿で登場。

野村「静かに絵画。美しい薔薇だよね。そしてこの香り。ほんとに心がとろけるような甘い香りだよな。筆が進みますね。この香りで」
池田「野村君」
野村「はい」
池田「あの絵を描くのに、花の香りって嗅ぐの必要なの?」
野村「当たり前じゃないですか。絵はアートですよ。心ですよ。ファッションですよ。全体で感じてから描かないと、お花がいきいきとしてこないんですよ」
池田「そんなもんなんだ」
野村「子供の心を伸ばそうと思ったら、そこまで考えなきゃダメですよ」
池田「そうなんだねー」
野村「今日はですね、この子供の心をはぐくむいわゆる情操教育について様々な取り組みを取材してきました」と言ってVTRがスタート。

御茶ノ水のビルでは、子供達に絵を教える教室が開かれていました。この日のお題は「りんご」。匂いを嗅いだり、食べたりと、30分間、五感で感じ取ってから、絵を描き始めます。色は赤という固定観念ではいけません。子供達の独創性で色を描かせます。

埼玉県川越市の農園。農業体験の集いを開いています。NPO法人が3年前から始めた物。マンションで暮らす子供達も多いそうですが、木登りや、女の子でも昆虫に触ったりして楽しんでいます。

千葉県船橋市に住む、広告代理店の男性。4カ月前から、3歳の息子と一緒にお風呂に入りながら、教材を使って「浴育(よくいく)」を行っています。

東京都港区。「浴育」のグッズを紹介するイベントが開かれていました。防水加工をしている絵本などを紹介していました。

今週の一句、
香り嗅ぎいきいきと描く野村アナ 雅彦