(旧)文化流行最前線

はてなダイアリーの終了に伴い、 過去に記していたものを、「はてなブログ」に移行しました。 2003年6月19日から執筆しているので、いまから16年前の日記です。 Twitter名は、埼玉のマッサンです。

事務所編。

池田達郎アナウンサー「よしやっと終わった。さあ今日はこれで終わった。さぁみんなでぱぁーっとどこか行こうよ?鈴木さん?」
鈴木奈穂子アナウンサーは、椅子の上で目を瞑って正座をしています。

池田「鈴木さん、正座なんかして、眠ってるの?」
鈴木「(目を瞑りながら、首を振ります)」
今週のリポーターの近田雄一(ちかだ・ゆういち)アナウンサー「お静かに、鈴木さんはいま修行をしているんです。瞑想に入っているんですよ」
池田「やっ、そう言う近田は何をやってるの?」
近田「私も修行をしております。修行と言っても、ただの修行ではありません。誰でも気軽に出来る『プチ修行』なんです。若い女性を中心にいま、プチ修行に打ち込む人が増えているんです。その様子、取材してきました。ご覧下さい」と言って、VTRがスタート。

品川区にある、薬師寺東京別院では、出版社に勤める3人の女性が、般若心経の写経に励んでいました。強いストレスのある職場で、月に1回の写経は気持ちを落ち着かせるために欠かせないとのこと。写経を書き終えるまでには、1時間半かかります。

新宿の区民センターでは、ブラジルの伝統格闘技「カポエィラ」の教室が開かれていて、沢山の女性がいました。

東京都中央区の出版社「シティリビング」では、プチ修行の特集を組みました。25〜34歳の女性に調査したところ、「自分の心を見つめ直すことに興味がある」は85%と高率でした。企画を立てたのは、さきほど写経をしていた女性。

精神科医和田秀樹さんは、「学校の中で競争や厳しさを経験させたりしなかった、あるいは教師が厳しく叱らなくなった、そう言う中で鍛えられている感じがしない自分が成熟してる感じが持てない、女性は男性と比べて自制的自分の中で何が足りないのか、自分がどうありたいのか男性と比べて意識が強い」からと分析。

VTR終了後のスタジオでのコメント
鈴木「いま女性の生き方って多様化してますし、いろんな選択肢があるので、私もこういう仕事をしながら、よく自分自身を振り返ってみたり、自分と向き合って、もっと強くなりたいなと思うので、心を強く、心を磨く為の修行をしたいっていうの、すごく共感出来るし、分かりますね」
鈴木「女性って、新しいことに、えいっと一歩踏み出す、足の軽さ、フットワークの軽さっていうのが、あるんですかね。後は、周りがいいよって言うと、自分もやってみようかなって思いも多いと思いますし、やっぱり女性の方がフットワークが軽いから、もっと男性頑張って下さいね」
と話していました。


今週の一句、
椅子の上(え)で瞑想してる鈴木アナ 雅彦