(旧)文化流行最前線

はてなダイアリーの終了に伴い、 過去に記していたものを、「はてなブログ」に移行しました。 2003年6月19日から執筆しているので、いまから16年前の日記です。 Twitter名は、埼玉のマッサンです。

事務所編。

鈴木奈穂子アナウンサー「ああ、池田さん、昨日突然父が、定年後はいまの家を売って、海の近くに移り住むなんて言い出して、もう永遠と家族会議ですよ」
池田達郎アナウンサー「お父さん勇気あるね、でもあの、そう言うケースってなかなかその、上手くいかない大変だと言う声もあるんだよね。部長どう思います?」
今週のリポーターの鈴木桂一郎アナウンサー「私もね、いずれかはよ、ええ、温泉のあるところに、茶室を作って、お茶三昧の生活をしたいと思ってるんだよ」
池田「部長もですか?」
鈴木桂一郎「でもね、東京での生活は、維持するってことでね」
鈴木奈穂子「そんな、いいとこどりの暮らしってあるんですか?」
鈴木桂一郎「実はあるんですよ。はい、いまですね、都会と自然豊かな地域の二つに、生活拠点を置いて、二地域居住をすることが、団塊の世代で、関心を集めているんです。別荘を持つのと違って、地域住民のコミュニティの中に入って、まさに生活をするわけですね。取材してきました」と言って、VTRがスタート。

福島県北塩原村。清流がいくつも流れています。4年前から千葉県との二地域居住を楽しんでいます。小岩駅の元駅長さんでした。57歳で早期退職、土地付きの古民家を400万円で購入。蕎麦店に改装しました。趣味で蕎麦打ちをしていて、それをいま実践しています。冬の間は、茂原の自宅に帰ります。奥さんは茂原に残ったままです。年を取ったことを考えて、完全移住はしないと決めているそうです。

千代田区コンサルティング会社、日本総合研究所。6割が二地域居住に興味があるというアンケート調査もあるそうです。16の地方自治体と連携して斡旋を行っています。5年後には、8兆円の市場になるとのこと。

杉並区で自然食品店を経営している男性。生産にも興味を持ち始めました。群馬県富岡市の丹生(にゅう)地区のNPOを頼りにしました。300坪のこんにゃく畑を家付きで購入。地域のコミュニティにも加わりました。

今週の一句、

桂一郎アナ茶室作るが夢と言う 雅彦