(旧)文化流行最前線

はてなダイアリーの終了に伴い、 過去に記していたものを、「はてなブログ」に移行しました。 2003年6月19日から執筆しているので、いまから16年前の日記です。 Twitter名は、埼玉のマッサンです。

今週は、自動販売機のイラストが置かれています。

今週のリポーターの鈴木桂一郎アナウンサーが、一眼レフカメラでなにやら撮影をしています。
鈴木桂一郎「鈴木君、丁度いいや、ちょっと来て」
鈴木奈穂子アナウンサー「どうしたんですか?」
鈴木桂一郎「ちょっとモデルになって。いいね、笑顔。ポケットちょっと手入れて見る?いいね、可愛いね」
池田達郎アナウンサー「部長、僕も入ってみましょうか?」
鈴木桂一郎「いらない、いらない。鈴木君だけでいいから」
鈴木奈穂子「いいですね、なんだか」
池田「あの、ところで、なにをいまなさってるんですか?」
鈴木桂一郎「今日はですね、ストリートスナップって言う言葉をですね、これからちょっとお伝えしようと思ってます。知ってますか、ストリートスナップ?」
池田「ストリートスナップ?」
鈴木桂一郎「ちょっとこちらのですね、雑誌を見て頂きたいんですよ。あの街角を歩いているおしゃれな若者達を、こうした写真に撮ってですね、雑誌に載せるんです」
池田「これモデルさんじゃないんですか?」
鈴木桂一郎「本当に素人の方たち。単に街を歩いているだけなんですね。ストリートスナップ注目されているんです。いまファッション業界ではですね、このストリートスナップに注目が集まっておりまして、ストリートスナップが一番盛り上がっている街に取材に行ってきました」と言って、VTRがスタート。

渋谷区の原宿・表参道は、ストリートスナップの聖地です。神宮前交差点では、プロのカメラマンが撮影をしていました。写されている若者たちにとっても一種のステータスとなっています。
長野県出身の男性は4回も採用された常連。

等身大のファッションを取り上げることで、若者たちに身近に感じてもらおうと言うのが雑誌のターゲットとなっています。

初台の会社では、ストリートスナップをインターネットビジネスに活用しています。撮影した洋服の商品検索も出来るようになっていて、売上の手数料がこの会社の利益となっています。

ファッションデザイナーの男性は、1日200枚のノルマで撮影しています。港区のオフィスには、13年間、23万枚の写真が蓄積されています。街がコレクションショーの舞台で、日々新しく、成長・進化していくので、デザインの参考になるそうです。

今週の一句、
撮影のモデルとなりぬ奈穂子アナ 雅彦