(旧)文化流行最前線

はてなダイアリーの終了に伴い、 過去に記していたものを、「はてなブログ」に移行しました。 2003年6月19日から執筆しているので、いまから16年前の日記です。 Twitter名は、埼玉のマッサンです。

5月1日の放送予定でしたが、放送日が延期となりました。

事務所編。

池田達郎アナウンサー「さぁ、昼ご飯にしようかな。今日は店屋物だ。カツ丼か。いただき……ますって、鈴木さん、なんだかおしゃれな昼ご飯だね?」
鈴木奈穂子アナウンサー 軽やかなメロディーが流れて、「ボンジュール、ムッシュ池田、わたくしの今日のお昼ご飯は、カフェオーレと、クロワッサンです」
池田「カフェオレって、それからまたなんだか素敵な絵まで飾って」
鈴木「これね、ルーヴルのお土産なんですよ」
池田「ルーヴル?あの、フランスのパリの?」(ルーヴル美術館のビデオが流れながら)「ルーヴルと言ったら、35万点にも及ぶ美術品を所蔵している世界最大級の美術館だよね。全部見るのに1週間はかかるとも言われているけど、あのルーヴル。へぇっー鈴木さん大型連休は、パリですか!」
鈴木「違いますよ、池田さん。いま都内の2ヶ所で、ルーヴル美術館展が開かれているので、フランスに行かなくても、ルーヴルを楽しむことができるんです」
池田「そうなんだ」
鈴木「と言うことで、これまで国内5つの美術館の立ち上げに関わった、いわば美術館のプロ、南嶌宏(みなみしま・ひろし)さんの案内で、ルーヴルの芸術に触れてきました」と言って、VTRがスタート。

今回は、鈴木奈穂子アナウンサー自らがリポートです。

台東区にある国立西洋美術館。17世紀の作品71点が展示されています。南嶌先生の楽しみ方は、フェルメール。意外と小さな絵でした。

港区にある国立新美術館。子供をテーマとした絵画や彫刻が展示してあります。女の子に見える絵は、実は男の子。ヨーロッパでは、幼児から成長するまで、女の子格好で育てると言う風習があったそうです。南嶌先生の美術鑑賞のコツは、いきなり出口まで直行して、出口から入口まで逆流して展示を楽しむこと。
少女のミイラと棺も、南嶌先生が興味を持つ展示の一つ。
ミイラの空間から、子供の彫刻が展示されている空間に移ると、子供の生命力を感じるそうです。

今週の一句、
ルーヴルを東京で見る初夏の風 雅彦