(旧)文化流行最前線

はてなダイアリーの終了に伴い、 過去に記していたものを、「はてなブログ」に移行しました。 2003年6月19日から執筆しているので、いまから16年前の日記です。 Twitter名は、埼玉のマッサンです。

事務所編。

ホワイトボードに貼られている8月のカレンダーを
背広姿なのに、麦藁帽子を被り、浮き輪とビーチボールを持った池田達郎アナウンサーが見ています。

池田「早く来ないかな夏休み。楽しみだな」
鈴木奈穂子アナウンサー「池田さん、夏休みの予定は海に行くんですか?」
池田「分かる」
鈴木「すぐ分かりますよ」
池田「あっそう。やあ花火でしょ、それから、西瓜割りでしょ。やること一杯あるし。鈴木さんどうするの?」
鈴木「私はね、南の島に行こうかなと思ってるんです」
池田「おしゃれだね。スキューバーダイビングとかやるわけかな?」
鈴木「いえっ。あの私この機会にせっかくなのでちょっと物思いにふけようかなと、ゆっくりとしようかなと思ってるんです。はぁー人間って、何なんだろう?遊ぶことばっかり考えてる池田さんとは一緒にしないで下さい!」

(いつもの「ガーン」のBGM)

鈴木「と言うことで、せっかくのんびり出来る夏休み。哲学的なことを考えさせてくれる美術展がいま開催されています。女子美術大学教授・南嶌宏さんと訪ねてきました」と言ってVTRがスタート。

千代田区東京国立近代美術館では「ゴーギャン展」(〜9月23日)が開かれています。フランスからタヒチに移住したゴーギャンタヒチ時代になると作風が明らかに変わる様子が展覧会から分かります。

港区の森美術館では、「アイ・ウェイウェイ展−何に因(よ)って?」(〜11月8日)が開かれています。中国の現代アート作家である、アイ・ウェイウェイ。自分とは何か?、人間とは何か?と問いかけている作家です。北京オリンピックの会場だった、国家スタジアム「鳥の巣」を共同デザインした人です。自転車が円形に繋がった作品には、始まりも終わりもない世界を表現しています。

今週の一句、
夏休み思索にふける鈴木アナ 雅彦