(旧)文化流行最前線

はてなダイアリーの終了に伴い、 過去に記していたものを、「はてなブログ」に移行しました。 2003年6月19日から執筆しているので、いまから16年前の日記です。 Twitter名は、埼玉のマッサンです。

ともこ通信Vol.9の内容

ともこ通信Vol.9 〜「苦情急増」編〜

【つながるキャスター】 2006年03月16日 (木)

小郷今回は、健常者が身体障害者用の駐車場を使っていて、苦情が寄せられているという問題を取材しました。

今回改めて障害者用の駐車場を見ていると、わずかな時間の間に、搬入業者や、高いハイヒールでつかつかと歩いている人が使っているなど、あちこちでおかしいなと思う場面に出くわしました。
もちろん内臓疾患など見た目だけでは判断できないケースもあるとは思いますが・・・。

今回取材させて頂いたショッピングモールは、障害者用の駐車場を多く設置していたり、スピーカーを設けて「ここは体の不自由な方のための駐車場です」と常に呼びかけていたり、障害者の方が使いやすいように力を入れていました。それでもそういった現状がありました。

身体の不自由な方は、専用駐車場の空きがない場合は一般駐車場を使うことになります。しかし、入り口から遠い上に、乗り降りのため車の扉を大きく開ける必要があり、使用できる駐車スペースが思った以上に限られています。
取材させていただいた倉田大輔さんは、8年車椅子で生活をしていますが、利用可能な駐車場の空きがないため、買い物できずに帰ることもあるそうです。

また、番組終了後にいただいた「しーちゃんママ」さんからのメールでは、
「息子が知的障害児で見た目は健常者と変わりないのですが、多動のため事故にあう危険があります。親にとっては非常に神経を使い、気をつけなくてはいけません。しかし、障害者スペースに駐車すると『身体障害者ではないのに・・・』という顔をされたり、注意を受けことがあります。」
というご意見をいただきました。ありがとうございました。
考えなくてはならない問題はまだまだたくさんあるようです。
デーモン閣下は、「良識にまかせておく時代は終わったんじゃないの」とおっしゃっていました。確かに、欧米では、医療機関が診断して「必要」とされた方にカードが配られ、カードの無い人が専用駐車場を使うと、罰金が課されるなどの規制があります。

取材でお話を聞いた専門家のひとりは、
「日本でも規制を取り入れる必要はあると思うが、それだけでは駄目。やはりモラルの問題は大きい。規制と同時にモラルを向上させていく活動をしていかなければ意味が無い」とおっしゃっていました。

「規制」と「モラルの向上」、どちらも簡単に出来るものではないのかもしれません。
だからこそ、まずは、一人一人のちょっとした自覚で少しでも現状を改善していければと思いました。

投稿者:小郷 | 投稿時刻:20:21 | 固定リンク | トラックバック (4)

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ともこ通信Vol.10の内容

ともこ通信Vol.10 〜番外編〜

【つながるキャスター】 2006年03月17日 (金)

小郷祝!Vol.10!!!
「ともこ通信」が10回目になりました〜☆

記念すべき節目の回ということで、番外編です!
今までともこ通信をご愛読下さった皆様、本当にありがとうございます!!


今回はまず、皆さんに謝らなければならないことが・・・。
本放送の一時間前に3分間の番宣をしていて、これまで「歌を歌ったり」「イナバウアーをしたり」といろいろ工夫してきました。
「ともこ通信」でもその番組裏話を書いていて、Vol.7では「まだまだ頑張りますよー」と意気込みを見せていたにもかかわらず、前回3月11日の放送では、出演せず、スポーツだけお伝えすることに・・・。
このブログを読んでもしも楽しみにして下さっていた方がいらっしゃったら、
ごめんなさいm(_ _)m
(いてくれると嬉しいなぁ)

あの日は、リポートの制作がとても追い込んでいまして、「小郷の出演なし」と言い渡されたのです。頑張ろうと思っていたのですが・・・。残念です(涙)。


Oディレクター
※現在、頚椎捻挫で通院中

後日、担当のOディレクターに話を聞いてみると、
「構想は常に練っている。前回は相撲特集があったから、小郷とまり江さんに肉襦袢&まわしをつけてもらっての女相撲!! 非常に残念。あっ、一橋は行司ね。」

うーん。。。
出演なくて良かったかも・・・。
(Oディレクターがどこまで本気で話しているのかは私にもわかりませんが。)

スポーツの速報を見たいという声もあり、いち早くスポーツをじっくりみるのもいいのかもしれませんね。


そして、もう一つ、気になる話題!
先日、電気用品安全法について放送しました。(ともこ通信Vol.8参照)
2001年以前に製造された電気用品で、PSEマークがついていないものは、今年の4月以降売買できなくなってしまうとお伝えしました。

トラックバックいただいたブログから「オーディオ機器の場合は、新しいからいい音なのではなく、昔のほうがいい音がなっていたりします。今度お金をためてもっと上のクラスの機器を買おうと思っていたのですが、この法律のせいでそれができなくなります。」というご意見を、番組でご紹介しました。
音楽愛好家の間で、ビンテージものの音楽機器が買えなくなると心配する声が上がっていたのです。


そうしたら、今月14日、異例ともいえる動きがありました。
 ビンテージと呼ばれる中古電子楽器等は適用を除外する
そうです。

これで多くの商品が救われるとしたら嬉しいことです。

でも、「まり江のきざ単」にもありましたが、
どうやって「ビンテージ」と判断するのでしょうか。

その要件を見てみると非常にあいまい・・・。
レコードプレーヤーはどうなの?ベータ方式のデッキは?

レコード
このレコードプレーヤー、ビンテージ?

90年代製のものは?価格が安いものでもビンテージ?などなどわからないことだらけ。

リサイクル業界の新たな混乱を、今週の@ヒューマンでお伝えする予定です。
どうぞご覧になってください!


投稿者:小郷 | 投稿時刻:20:45 | 固定リンク | トラックバック (1)