(旧)文化流行最前線

はてなダイアリーの終了に伴い、 過去に記していたものを、「はてなブログ」に移行しました。 2003年6月19日から執筆しているので、いまから16年前の日記です。 Twitter名は、埼玉のマッサンです。

先週の「道真子孫」について、佐藤まり江さんよりコメントを頂きました。

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大塚雅彦さん
>道真も美声の主か?梅ひらく
>道真さんの子孫が歌手と言うことで、きっと菅原道真公自身も美声の
>持ち主だったのでないかと様々な想像力が膨らみ、夢を感じました。
>時あたかも梅の開花の時期。梅のほのかの香りを感じながら、Metis
>さんの歌を聴いてみるのもいいかもしれませんね。

菅原道真は美声の持ち主だった・・・。
なんて素敵なお話でしょう(^^)
たしかに、壮大な歴史ロマンと夢が広がりますね☆
今週も素敵な一句を有り難うございました!!

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ありがとうございます。

そして、「きざし↑動画」は、オープニングの写真が同じだったので、更新していないのかと思いましたが、先週放送された、「はっちゃんぶんちゃん」の回に更新されていました。大分・別府で有名な日本一高齢な「流しの演歌師」のコンビのお二人です。いつまでもお元気でとエールを送りたくなりました。



そして、今週のきざし↑は、「ペット高齢化」です。

ペット工業会の調査によれば、飼い犬の高齢化率が42.2%にもなっているそうです。急速に高齢化の進む人と同じように、高齢化の波がペットたちにも押し寄せてきているのです。飼い主も飼われているペットも高齢化が進むと、高齢な飼い主に代わって飼育を務める人たちが必要になってくると思うのですが、その受け皿の準備は出来ているのでしょうか?老人と老ペットだけの生活による孤独死だけはなんとしても防いで欲しいと思います。

少し話が重苦しくなってきたので、気分を変えて、
今週は、川柳で一句、

人間もペットも悩む高齢化

先週のキーワードの一つ、「がけっぷち犬」のように、心ない飼い主によって捨てられてしまっているペットたちが数多くいます。
また、長寿を願ってきていた私たちなのに、いざ高齢化が進行してくると、高齢が故に悲惨な事件に発展することもままあります。
今週のきざし↑から「犬の国」のように、愛犬の死後もネット上に仮想な空間を作って、いつまでも家族の一員として育てていこうと言う、明るい話題もありました。

人間もペットも、まだ人類が直面していない超高齢化の問題をクリアしていくことが、この社会を明るくする一歩につながるではと思いました。


(執筆・大塚雅彦)   Vol.92