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黛まどかさんが無料で配信をしているメールマガジン「週刊まどか歳時記」http://madoka575.co.jp/mm/
今日は、
昼の虫鳴くだけ鳴かせ廓跡
が配信されてきました。
読売新聞関西版で好評連載中の「黛まどかの恋ものがたり」。
3年前の、2005年9月27日の記事で、
http://osaka.yomiuri.co.jp/koimono/km50927a.htm
福井県三国町の、俳号哥川(かせん)と言う遊女を取材しています。
江戸には、思い人が居て、遊郭の楼主が江戸行きを許したこともあったそうです。
悲惨を極めた遊女の生活環境を、俳諧だけが唯一の心の拠り所となっていたことでしょう。
身分を問わない俳諧の大らかさを感ぜられずにはいられません。
(執筆・大塚雅彦)