(旧)文化流行最前線

はてなダイアリーの終了に伴い、 過去に記していたものを、「はてなブログ」に移行しました。 2003年6月19日から執筆しているので、いまから16年前の日記です。 Twitter名は、埼玉のマッサンです。

歩きながら

池田達郎アナウンサー「仕事帰りに本屋行こうと思ったんだけど、遠回りがめんどくさいな」
鈴木奈穂子アナウンサー「私も今日母親に『帰りにスーパーに寄って、野菜買ってきて』って言われたんですけど、遠回りだし、疲れてるし」
そこへ売り子の声が
今週のリポーターの増子有人アナウンサーです。
増子「野菜いかがですか、そして本もありますよ。花もあるし、なんと風鈴までご用意致しました」

鈴木「増子さん、屋台なんか引いて、どうしたんですか?」
池田「しかも、食べ物から、本からいろいろあるね。
増子「いま不景気じゃないですか。ですからね、いまこうして自分でリアカーを引いてお客さんのいるところに積極的に売り歩きに行くと言うビジネスが注目を集めているんです。『引き売り』と言うスタイルなんですけども、いまこれを始める若者たちが増えているんです」

と言って、VTRがスタート。

日本橋で引き売りをしているのは、果物。社員20人ほどの広告会社など1日200軒に飛び込みで売り歩きます。中には、取引先への手みやげとして購入するケースも。売り子は100人もいるそうで、年商4億円とのこと。

台東区の谷中で自転車で引き売りをしている女性は、手作りの鞄を販売していました。

世田谷区の住宅街で引き売りをしているのは、昔懐かしいラッパの音色での豆腐売り。200名ほど売り子がいます。売り子の仕事は豆腐

を売るだけではなく、お客さんとの会話から町の情報も仕入れています。
それら売り子の情報は、中央区築地の本社に集められます。「野口屋新聞」として、お客さんの情報を載せています。新聞には、野口屋川柳・俳句コーナーがあり、このコーナーを読むのが好きというお客さんもいました。

私のブログの川柳・俳句コーナーが好きという人もいると期待して今週も一句、

母親に野菜頼まれ鈴木アナ 雅彦