(旧)文化流行最前線

はてなダイアリーの終了に伴い、 過去に記していたものを、「はてなブログ」に移行しました。 2003年6月19日から執筆しているので、いまから16年前の日記です。 Twitter名は、埼玉のマッサンです。

 国内開催都市が東京に決まった事に関して、東京で五輪を開催するぞと言う「夢」による経済的な「効用」がある反面、岐阜県庁に見る裏金疑惑など税金の無駄遣いという批判もある事が分かります。

9月2日のつながるテレビ@ヒューマンでは招致活動費が55億円であることを伝えていましたが、その内15億円が東京都の負担だそうです。(都民1人当たり118円)

実際に開催となると、運営経費が2943億円<都の負担はなし>、施設整備費が4956億円で都の負担が453億円だそうです。(都民1人当たり3585円)

東京都水道局は水道水源林の維持管理に水道料金から年間15億円支出しているそうです。つまり招致活動費そっくりそのままが水源林の維持管理に使えるという事にもなります。

長野冬季五輪でも言われた事ですが、透明で無駄のない活動支出となる事を改めて期待したいと思います。

(執筆・大塚雅彦