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先週の「重みで発電」。私の一句で締めて頂きまして、ありがとうございます。
さて、今週のきざし↑は、「卒業ピンチ」。
必修科目を全く履修していないなんてびっくり仰天の出来事です。(大学でこれやったら自己責任で卒業できませんよ)
そしてその対策として、50分1コマの授業を年内に70コマ履修させることに。(入試があるこの時期には厳しすぎますが、卒業できなければ意味がないのでしょうがありません)
そしてこの問題1校だけではなく、全国各地に飛び火する事態に。(と言うことは、今年だけではなく昨年以前の卒業生にも波及!? 卒業取り消しなんて事にはならないのか?)
教育の骨幹に関わる問題だけに、今後の教育問題(必修科目の見直しなど)に影響が出ることは必至な事態です。
「サザエさん」に出てくるカツオ君が、夏休みの必修の宿題を後回しにして遊びほうけて、8月31日に家族中で苦労すると言う作品がありますが、今回の事態、俳句にすれば(今回は季語が入っていますが、川柳的な諧謔も含まれています)
必修の科目を受ける冬休み 大塚雅彦
という感じになるのでしょうか。
せめて、「世界史」の科目なだけに、この一冬で、「ワールドワイド」に視野を広げてくれることを期待したいと思います。
(執筆・大塚雅彦)