(旧)文化流行最前線

はてなダイアリーの終了に伴い、 過去に記していたものを、「はてなブログ」に移行しました。 2003年6月19日から執筆しているので、いまから16年前の日記です。 Twitter名は、埼玉のマッサンです。

5月29日「おはよう日本

土曜すてき旅は、
さいたま放送局の下村寧(しずか)キャスターが、
草加市を紹介。

人口24万人の草加市
草加駅前には、煎餅を焼く「おせん」さんの銅像が。
日光街道沿いには、60数軒のおせんべい屋さんがあります。
屋根の上では、煎餅を焼く前の生地を乾燥させている風景が見られました。
昔は塩せんべいが主流だったとか。
「大馬屋」と言うお煎餅屋さんがありました。最初は馬屋(今で言うタクシー)を営んでいたそうです。馬が4〜50頭いて繁盛していたそうです。

千本松原。俳聖・松尾芭蕉銅像があります。名残惜しげに江戸の方向を見ていました。

もし生きて帰らばと
定めなき頼みの末をかけ
その日やうやう早加(そうか)といふ
宿にたどり着きにけり
 「奥の細道」より

梅を見て野を見て行きぬ草加まで 正岡子規の句碑もあります。

子規は好奇心が強かったそうです。子規は煎餅の句も多く残していました。
陽炎やはじけてひぞる塩煎餅
秋もはや塩煎餅に澁茶哉

森本健成アナウンサーは、おせんさんの名前が気になったそうです。また煎餅が食べたくなったそうです。