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6月16日の「おはよう日本」、チェックエンターテイメントは、小松宏司アナウンサーが、山田洋次監督にインタビュー。
「幸福の黄色いハンカチ」のリメーク版ハリウッド映画「イエローハンカチーフ」についてです。
「やっぱり若者たちの表現がだいぶ違う
アメリカ版に登場する若者の
うっ屈した状況というのか
うまくいってない青年や娘たちが
いっぱいいるんだとよくわかる」
2002年に山田監督のところにリメーク版の話が来たそうです。
「『脚本について僕はいろいろ言いません
自由にやってください』と言ってある
でも本当に忠実にこの映画を
リメイクしてくれたと感じている
人の幸せについて真剣に考えようと
思うことがその人に希望を与え
一生懸命そう願った人間にまで
希望を与えていくそんなテーマ
"僕の映画をよくわかってくれたなあ"
そういうふうに思う」
「いま本当に黄色いハンカチを
風になびかせるような映画ができるか
希望が本当に今あるか
私たちは希望を抱いているのか
あるとすれば何だろう
ないとすればなぜないのかとか
そんなことを考えてくれるといい
映画を見た後で
『わぁよかった面白かった』と3D映画を
楽しむということではなくて
考えたり語り合ったりする
そういう黄色いハンカチ」